感情の波に、戸惑っていませんか

朝、なんでもないのに涙があふれてきた。お昼には人と笑って話していた。夜、ベッドの中でまた泣いた——そんな一日を過ごしたことはありませんか。

「自分でも、何がしたいのかわからない」「気分が落ち着かない自分が嫌になる」——感情の波に振り回されていると感じるとき、人はつい、自分を責めてしまうことがあります。けれど、その揺れには、ちゃんと意味があるのです。

感情に「正解」はありません

悲しい時に泣くのは自然なことです。でも、人は意外と「泣いてはいけないとき」「明るくしていなければいけないとき」のルールに縛られてしまいがちです。

  • 仕事中は感情を出してはいけない
  • 家族の前では明るくふるまわないと心配される
  • 友人と会うときは元気でいなきゃいけない
  • 子どもの前で泣くと、子どもが不安になる

こうした「べき」が積み重なって、自分の感情を表に出すタイミングを失っていきます。すると、感情はどこへ行くでしょうか。行き場を失った感情は、ふとした瞬間に予期しない形であふれ出すのです。

「不安定な自分」を、責めないでください

涙が止まらない日があるのは、心が壊れているからではありません。むしろ、それまで抑えてきたものを、心が一生懸命処理しようとしている時間です。

反対に、笑える日があることもまた本当です。つらい時期だからといって、一日中悲しくなければいけないわけではありません。泣ける日も、笑える日も、その日その時のあなたの心が選んでいる、自然な反応なのです。

大切なのは、どちらかが「本当のあなた」でどちらかが「偽物」、ではないということ。両方とも、紛れもなくあなた自身です。

波があることは、心が動いている証拠

感情に波があることを、ネガティブに捉える必要はありません。波があるということは、あなたの心がちゃんと感じる力を持っているということ。それは生きていくうえで、とても大切な力です。

本当に注意が必要なのは、感情の波があるときではなく、何も感じなくなってしまったとき。「もう何も感じない」「悲しいのか嬉しいのかもわからない」という状態のほうが、実は心が限界に近いサインだったりします。

その揺れを、ひとりで抱えなくていい

涙が出る日、笑える日、両方を行き来する自分を、ひとりで「これでいいのかな」と確かめながら過ごすのは、大変なことです。

こころ調査室のカウンセリングは、感情を「直す」場所ではありません。あなたの心の動きを、否定せず、急かさず、一緒に見つめる場所です。波があっていい、揺れていいと感じられる時間を、ここでつくっていきましょう。

「うまく説明できない気持ち」のままでも、お話を聞かせていただけます。

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※こころ調査室のカウンセリングは医療行為ではなく、病気の診断や治療を目的とするものではありません。心身の不調が続く場合や、つらさが強い場合は、医療機関へのご相談をおすすめします。

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matumotoiyashi
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