子どもが親に話せないのはなぜ?|様子が気になるとき親にできること
最近、子どもの様子が少し違う。
口数が減った。
朝、なかなか起きてこない。
学校のことを話さなくなった。
以前よりイライラしているように見える。
「何かあった?」
と聞いても、
「別に」
「何もない」
「大丈夫」
としか言わない。
そんなとき、
「本当に何もないのだろうか」
と心配になる親御さんは少なくないと思います。
でも、子どもが親に話さないからといって、必ず何か重大な問題を抱えているとは限りません。
一方で、困っていても親には話せないこともあります。
大切なのは、原因を急いで決めつけることではなく、
「話したくなったときに話せる状態をつくっておくこと」
だと僕は考えています。
子どもが親に悩みを話さないのはなぜ?
理由は一つではありません。
「心配をかけたくない」
「怒られるかもしれない」
「大げさにされたくない」
「言っても分かってもらえない気がする」
「自分でも何がつらいのか分からない」
あるいは単純に、
「今は話したくない」
ということもあるでしょう。
親に話さないことだけを理由に、
「信頼されていない」
と考える必要はありません。
親子だからこそ話しにくいこともあれば、時間が経ってから話せるようになることもあります。
「何があったの?」と聞き続ける前に
子どもの様子が気になると、親としては理由を知りたくなります。
「学校で何かあった?」
「友達?」
「先生?」
「いじめられているの?」
心配だからこそ、聞きたくなる。
でも、子ども自身がまだ気持ちを整理できていない場合、質問を重ねられることが負担になることもあります。
そんなときは、
「今は話したくなければ話さなくてもいい。でも、話したくなったらいつでも聞くよ」
と伝えて、少し待つという方法もあります。
すぐに答えを聞き出すことより、
「話しても大丈夫」
と思える関係を保つことを大切にしてみてください。
子どもの変化を「サイン」と決めつけない
食欲が変わった。
眠れない、朝起きられない。
口数が減った。
イライラするようになった。
友達の話をしなくなった。
頭痛や腹痛を訴える。
こうした変化が見られることはあります。
ただし、一つ一つの変化だけから、
「心の問題がある」
「学校で何かあった」
と判断することはできません。
成長に伴う変化や生活リズム、身体的な理由など、さまざまな可能性があります。
一方で、変化が長く続いている、日常生活に大きな影響が出ている、本人が強いつらさを感じている場合などには、学校や公的相談機関、医療機関など専門的な相談先を利用することも大切です。
親以外にも、相談できる相手がいます
「私には話してくれない」
そう思うと、親として寂しく感じるかもしれません。
でも、子どもにとって大切なのは、
必ず親に話すことではなく、困ったときに誰かに助けを求められること
だと思います。
相談相手は親だけではありません。
学校の先生。
養護教諭。
スクールカウンセラー。
信頼できる親戚。
友人。
公的な相談窓口。
医療機関。
そして、学校や家庭とは直接関係のないカウンセラー。
その子にとって話しやすい相手が誰なのかは、一人ひとり違います。
「私に話しなさい」ではなく、
「私じゃなくてもいいから、困ったときには誰かに話してほしい」
と伝えることも、一つの支え方です。
公的な相談窓口もあります
子ども自身が、
「家族には話したくない」
「学校にも話しにくい」
と感じている場合には、公的な相談窓口を利用する方法もあります。
こども家庭庁 相談窓口
電話やSNSなどで相談できる窓口もあります。
「親子のための相談LINE」について|こども家庭庁
また、保護者自身が「どう接したらいいのか分からない」と相談できる窓口もあります。
相談先は一つに決める必要はありません。
その子や家庭に合う場所を探してみてください。
まず親自身が、誰かに相談してもいい
子どもの様子が気になると、
「私が何とかしなければ」
と考えてしまうことがあります。
でも、
何が起きているのか分からない。
本人は話してくれない。
どこまで聞いていいのか分からない。
そんな状態で一人で考え続けるのは、親にとっても大きな負担です。
そんなときは、
子どもをカウンセリングに連れていく前に、まず親御さん自身が相談する
という方法もあります。
こころ調査室では、お子さんを診断したり、親御さんのお話だけから「子どもはこういう状態です」と判断したりすることはありません。
まず、
「最近こんな様子なんです」
「どう声をかけたらいいか分からなくて」
という親御さん自身の不安を聞き、一緒に整理していきます。
子ども本人が「誰かに話したい」と思ったとき
子ども本人が、
「親には言いたくないけれど、誰かには話したい」
と思うこともあります。
その場合には、学校の先生やスクールカウンセラー、公的相談窓口などさまざまな選択肢があります。
こころ調査室も、その選択肢の一つです。
学校の成績をつける立場でもなく、家族でもない第三者として話を聞くことができます。
ただし、こころ調査室のカウンセリングは医療行為ではありません。
病気の診断・治療・投薬は行いません。
心身の不調が続いている場合など、状況によっては医療機関や他の専門機関への相談をおすすめすることがあります。
「相談するほどのことなのかな」と迷ったら
子どもは学校へ行っている。
普通に食事もしている。
友達もいるようだ。
だから、
「私が心配しすぎなのかな」
と思うかもしれません。
すぐに子どもをどこかへ連れていく必要はありません。
まず親御さん自身が、
「私は何が気になっているんだろう」
と整理するために誰かと話してみる。
それでも構いません。
こころ調査室では初回60分のカウンセリングを無料で行っています。
「子どもの相談なのか、自分自身の相談なのか分からない」
という段階でも大丈夫です。
一緒に話しながら整理していきます。
名古屋市・日進市を中心とした近郊への出張・訪問型なので、相談しやすい場所についても一緒に考えます。
子どもに話をさせるためではなく、まず親自身が落ち着いて考えるために相談する。
そんな使い方もできます。
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